8020推進財団(堀憲郎理事長)は3月29日、第12回評議員会を歯科医師会館で開き、会務並びに平成29年度賛助会費の額、同事業計画および収支予算を承認した他、評議員の辞任に伴う後任評議員の選任など全3議案を全会一致で可決確定した。挨拶に立った堀憲郎理事長は、昨年3月22日の理事長就任後の一年を振り返り次のように述べた。

 ——就任当初の方向性として、歯科界全体の信頼を向上させていくことと(本財団の実績を踏まえながら)公益財団法人としての事業と組織運営の見直しを掲げた。様々な困難があったが、しっかり論点の把握はできたと認識している。具体的には、財団運営検討会を立ち上げて協議を行い、職員から課題レポートの提出を求めているほか、定款諸規則を確認し、それに基づく会務運営の徹底を図ることとした。細かい点では、これまで手書きだった決算処理等の合理化も進めており、外部による事業や会計の点検に関する検討も開始している。さらに財団嘱託の業務内容、勤務体制の見直しも行っている。日歯における28の課題の中でも8020推進財団に関わる内容が幾つかある。例えば、既に一定の方向性を示した「オーラルフレイルの概念の検討と定着」については、8020運動の理念に加えて展開していくべきものと位置づけている。財団組織の改革意識をしっかり持つとともに、日歯の方向性が反映できる運営を目指し連携を強化していく。