厚生労働省は3月18日、2月4日及び5日に実施した第110回歯科医師国家試験の合格者を発表した。出願者数3,691人に対し受験者数は3,049人、合格者数は1,983人で前年より10人増加したものの、昨年同様2,000人を割った。合格率は65.0%、前年の63.6%より1.4ポイント上がった。このうち、新卒者の受験者数は1,855人(出願者数:2,462人)、合格者数は1,426人(前年:1,436人)となった。合格率は76.9%で前年の72.9%より4.0ポイント上昇した。

 しかし、私立の新卒出願者数が1,803人いる中で、受験者数は1,209人にとどまっている。従って、およそ600名が国家試験を受けなかった状況に置かれている。さらに、新卒の不合格者数がおよそ300名いることから、来年の第111回歯科医師国家試験には、平成29年度の新卒者に加えて、本年度の卒業生900名も国試に臨むことが予想され、今年の2回目の受験者数629名を大幅に上回ることになりそうだ。なお、110回国試における国公立の新卒出願者数は652人、受験者数は639人、合格者数は522人となっている。

 また、同日発表された医師国家試験の受験者数は9,618人(出願者数:9,959人)、合格者数は8,533人、合格率は88.7%で、前年の91.5%より2.8ポイント下がった。