日本学校歯科医会の会長予備選挙の開票が2月3日午後1時より行われ、78票を得票した元専務理事の丸山進一郎氏(63歳/東京都出身/日本歯科大学卒)が齊藤愛夫現会長(42票)を破り当選した。選挙は選挙権を有する日学歯の代表会員124名による郵便投票で行われた(投票総数は120)。今後、当選者の丸山氏は2月10日までに理事予定者を選挙管理委員会に提出し、3月23日の総会で理事予定者それぞれについて信任投票が行われる。任期は3月23日から平成29年6月開催の定時総会終結時まで。

 今回の会長予備選挙は、昨年10月末に清水惠太会長が辞任し、理事の互選で代表理事・会長に齊藤副会長が就任したが、その際、「現理事は本年3月総会時に総辞職し、改めて残任期間の会長予備選挙を実施すると決定した」ことに伴い行われたもの。日学歯では、使途不明金に伴う元事務局長の懲戒免職処分や、第75回全国学校歯科保健研究大会の決算報告が改竄されていたことに伴う前会長の辞任など不祥事が相次ぎ、会務運営の正常化が求められていた。

 当選した丸山氏は全国小児歯科開業医会会長を務める小児歯科専門医であり、学校歯科医を33年間続け、その間、品川区学校歯科医会会長、東京都学校歯科医会理事、日本学校歯科医師会常務理事・専務理事等々を歴任するなど、学校歯科一筋で活動してきた。今回の選挙では「学校歯科医生涯研修制度の完成を目指す。健康診断のみに赴く学校歯科医ではなく、明日を担う子供たちの心身の健全な育成に寄与・貢献できる『社会性のある学校歯科医』、いうならば情熱ある学校歯科医を評価・推奨する制度に成熟させたい」と訴えていた。