次期日本歯科医師会会長予備選挙(11月25日公示)の開票が12月24日、歯科医師会館で行われた。日歯代議員138名と503名の選挙人(計641人)による投票の結果、堀憲郎候補(63歳・新潟県)が372票という大量得票し圧勝した。現日歯会長の山科透候補は225票、富野晃候補は40票にとどまった(投票総数は637)。堀氏は会長予備選を「公益法人とは国民の信頼があって初めて成立する組織であり、歯科界が一定のケジメを明確に内外に示されるかが問われる選挙」と位置付けるとともに▽超高齢社会での医療政策が地域科、疾病構造の変化に対応、▽長年の閉塞状態で失った歯科界の活力の回復、▽優秀な人材の歯科離れの阻止、▽情報収集、整理・分析機能と情報発信機能の強化を掲げ戦った。堀氏の勝利により「人心を一新し歯科界の自浄能力を示すべき」という日歯代議員会等での多数の意見が選挙の場でも反映される形になった。堀陣営の集合場所には、推薦母体の新潟県歯科医師会役員、推薦者となった府県歯会長はじめ多くの支援者が駆けつけ圧勝を祝した。

 今後、堀氏は当選者である自身を含めた24名以内の理事候補者を平成28年1月27日までに選挙管理委員会に提出し、3月10・11の両日に開催する第182回臨時代議員会で、代議員の投票による理事の選任を行う。代議員会終了後の理事会において、理事の互選により代表理事(会長)を決定する運びとなる。任期は3月10・11の両日に開催予定の臨時代議員会終結時から平成29年6月開催の定時代議員会終結時まで。

 堀氏は日本歯科大学卒業。長岡市歯科医師会理事、新潟県歯科医師会常務理事・専務理事等を歴任し、平成18年4月、社会保険担当の日本歯科医師会理事、平成23年4月からは同常務理事に就任した。その間、中央社会保険医療協議会委員、社会保障審議会医療保険部会委員を務めた。